症状から病気を探す
涙のような分泌物に関するもの
- 泣いていないのに涙が出る
涙道狭窄(きょうさく)、先天性鼻涙管閉塞(びるいかんへいそく)症、花粉症など - 目尻にうみがたまる
涙道狭窄、先天性鼻涙管閉塞症など - 目やにが出る
涙道狭窄、先天性鼻涙管閉塞症、結膜炎など
よくある診療内容
- 小児眼科
当院が特に力を入れている分野です。お子さまの病気のなかには、効果的な治療を行える年齢が限られているものもございます。様子をみるより、治療が必要な状態なのかどうかを、速やかにご確認ください。
- オルソケラトロジー
特殊なコンタクトレンズを使った近視の治療法です。コンタクトレンズを装着しているのは、視力を必要としない就寝時のみ。活発な日中の時間を、裸眼で過ごすことができます。お試し用の器具もございますので、ぜひ、ご検討ください。
- まぶたの下垂手術
主に加齢などが原因で、上まぶたが視野を遮るほど垂れてきた場合は、手術によってきれいに取り除くことができます。予約制ではありますが、日帰り手術が可能なので、その効果を速やかに実感していただけます。
- 涙道内視鏡
涙の調節がうまくいかない、あるいは目やにが多発するような場合は、目と鼻を結ぶ涙道の異常が考えられます。デリケートな部分ですので、極細の内視鏡を併用しながら、安全で確実な施術を行っていきましょう。
- 眼精疲労のケア
洗眼、ホットパック、マッサージ、超音波施術、アイスパックなどを組み合わせたトータルケアです。お手軽な価格をご用意しておりますので、日ごろの疲れを一掃されてみてはいかがでしょうか。なお、完全予約制ですので、ご了承ください。
その他の診療内容
まぶたの下垂
歳を重ねることで上まぶたが下がり、目が開きづらくなったり、視野が狭くなったりします。視野を広げようと顎を上げるような姿勢を取るため、肩こりにも繋がります。手術で上まぶたを切除すると、症状が回復するだけではなく、若返ったような効果も期待できます。
涙道狭窄(きょうさく)
目から鼻へと通じている涙の通り道が、何かしらの原因で狭くなった状態です。代表的な症状に、眼のうるみ、涙のこぼれ(涙目)があります。細菌による炎症を起こすと、目頭が赤く腫れ、疼くような痛みのある「涙嚢炎(るいのうえん)」を引き起こすケースもあります。
先天性鼻涙管閉塞(びるいかんへいそく)症
眼と鼻をつなぐ涙道が、生まれつきつまっている病気です。
自然治癒もありますが、ブジーという方法で治療するケースも。当院では6か月から1歳半の患者さんに対してブジーを行っています。2歳を過ぎると全身麻酔が必要となります。全身麻酔はリスクもあるため、1歳半までに治療することをおすすめします。
「涙が溜まる」、「めやにや涙がずっと出ている」といった症状が続くようでしたら、自己判断せず、当院にご相談ください。
老眼(老視)
眼のレンズである「水晶体」の弾力性が低下すると、ピントを合わせる力(調節力)が衰えていきます。その結果、近くにある物が見えづらくなります。この現象が老眼です。
近視の方に比べ、遠視や正視の方ほど、早く自覚します。すでに近視の眼鏡を使用している方は、度数の調整やメガネを外すことで対処できるケースもあります。
主な原因は加齢によるもので、40歳から60歳にかけて進行します。老眼の対処が悪いと疲れ目になりやすいですので、40歳を過ぎたら眼科で定期的に診察を受けるようにしてください。
白内障
目のレンズに相当する「水晶体」が濁る病気です。視力が低下し、眼のかすみやまぶしさを感じるようになります。最も多い原因は加齢ですが、アトピー性皮膚炎からの併発や、生まれつきの先天性など、さまざまな原因で引き起こされます。
進行を抑える目薬はありますが、完全に治すには水晶体を取り除く手術によって治療します。
緑内障
日本での失明原因の第一位の病気です。眼圧の上昇などで視神経が圧迫され、視野が狭まったり、視野欠損が生じたりします。片目に異常が生じしても、もう片方の目が視野をカバーするため、自覚症状が薄く、発見が遅れがちです。まれですが、点眼で効果が見られない場合、手術になることがあります。
結膜炎
ウイルス、細菌、アレルギーが原因となって、結膜に炎症が生じます。充血、目のかゆみや腫れといった症状が見られます。
アデノウイルスが原因となるウイルス性結膜炎は、重症な場合、視力障害を引き起こすケースもあります。伝染力が強いので、感染予防が特に重要になります。
眼底疾患
目の奥に起きる病気の総称です。眼底やその周辺にある血管に異常が生じることで、さまざまな視力障害や飛蚊症などを引き起こします。網膜剥離や加齢黄斑変性症などが有名です。
花粉症
花粉により生じるアレルギーです。鼻水、涙、かゆみを発症するほか、充血を伴った炎症を引き起こすこともあります。アレルギー反応を起こす花粉の種類は千差万別。検査を通して種類と時期を調べることができます。
ドライアイ
「涙液の減少や不足」「涙の質が悪化」「蒸発亢進(涙が過剰に蒸発)」などによって眼が乾くことです。いわゆる乾き目のことです。その結果、眼の表面に傷や障害が生じやすくなります。目の乾燥、痛み、光の眩しさなどの症状が見られ、「点眼薬」や「涙点を塞ぎ、涙を眼の表面に長くとどめる」といった治療を行っていきます。
コンタクトの取り扱い
コンタクト専門店”KAZコンタクト”併設しております。
メニコンメルスプラン・ディスポカラーレンズ・ディスポ1dayタイプ、2Wタイプ種類豊富に取り扱っております。
当院の考え方
私を信じて、一歩前に進んでみませんか
目の治療は、生活スタイルに大きく関わってきます。例えば、メガネの使用などが典型でしょう。見た目の問題や不便さをおかけすることもあるとは思いますが、まずは、医師のアドバイスを信じていただけないでしょうか。「やってみて良かった」と思える日が、きっと訪れるはずです。